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今日読んだ本。No.32

自宅療養も数日たち、少し体も煮詰まってきたのでしょうか。頭痛と顔の左側にひきつりが。明日は近所の神社に散歩をして、体を少し動かそうと思います。

今日は引き続き『罪と罰』を読んでいました。今下巻の半分まできました。おのおの登場人物たちの独白が面白いです。言ってることはなんかおかしいんだけど、そんなことおかまいなしにすごい説得力で迫ってきて(特に女性陣)ついつい引き込まれてしまいます。
『カラマーゾフの兄弟』もそうですが、ドストエフスキーの物語では登場人物たちがとうとうと心情を述べています。いろんな意味や哲学、人間らしさをおおいに含んでいて、それを聞くのがすごく好きです。はっとさせられることが多いです。
それにしても字が小さいので、寄り道もしつつ…『悪童日記』アゴタ・クリストフ(早川書房)を読みました。
戦争で「大きな町」から「小さい町」にいる祖母のもとへ預けられた双子の兄弟。そこでの暮らしや修行、出会った人々(将校や<兎っ子>など)について綴られています。
一章が数ページで文章にも無駄がないので読みやすいです。しかし、そのぶん衝撃がストレートにきます。記されている内容は獣姦、ゆすり、殺人等々、非人間的と言われてもいいようなことばかりなのですが、双子たちの手にかかるともう何がおかしいのかもわからなくなってきます。不思議と彼らにはそれが「許されている」ような気さえしてくるのです。
続きも読んでみようと思います。

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