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今日読んだ本。No.64

読んだ本をつらつらと。

『脳が変わる生き方』茂木健一郎(PHP研究所)
夏目漱石にみる自己批評の話や「無記」という思想、「大事なことはあえて言わない」の章だけでも読む価値があると思います。相手の欠点をあえて言わないことが多様性を維持することに繋がる。なんだか大きな話になっちゃうなぁ、と思うかもしれませんがそうなれば世界はもっとよくなるのかもしれません。何度か読み返したい本です。

『彼女がその名を知らない鳥たち』沼田まほかる(幻冬舎文庫)
キモイ中年男・陣治と共感できない女・十和子の純愛?ストーリー。ラストが衝撃的。陣治のセリフは身毒丸を思い出しました。う~ん、これは究極の恋なのでしょうか。静かな語り口ながら読んでいて何かが起こりそうな、なんとなくそわそわしてしまう不思議な感じがします。書評などで胆力のある作家と言われていますが、納得です。他の作品も読みたくなりました。

『こんな私が大嫌い!』中村うさぎ(理論社)
『よりみちパン!セ』のシリーズです。自分を好きになるにはどうしたらいいのか。中村うさぎはその答えを「自虐ギャグ」、要は自分を笑い飛ばすことにあると説きます。自分を好きになろうとしてもがき続けた著者。そして自分を好きになろうとしなくていい、という結論に辿り着いたその心境を優しく語りかけてきます。読み終わって少し心が軽くなりました。

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