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今日読んだ本。No.88

昨日購入した『勝間さん、努力で幸せになれますか』勝間和代・香山リカ(朝日新聞出版)読了。
これは何回か読んでみた方がいいかな、と思ったのでひとまず一読して感じたことをつらつらと。
二人のバックグラウンドは全然違うし、見てきた世界、接してきた人も当然ですが違います。二人がその違いを認めながら、時に反発(?)しながら…感情的で険悪で、といった感じではなくお互いが真摯な態度で話をしている。なのでいい意味でドキドキしながらこのトークバトルを読むことができました。

わたしはどっちかというと勝間さんの言っていることのほうに納得しました。
勝間さんのほうは著書も読んでいるし、自分の考えに近いからひいき目で見る部分もありましたが…それを差し引いてもなんとなく香山さんに違和感を感じてしまうのは、言っていることに現実味が感じられないからかもしれません。「そうは言っても会社の現実はさぁ…一回会社勤めしてみてよ」と思うのです。

あと思ったのは「香山さん結構誤読してるなー」「意外にゼロイチ思考でガチガチだなー」ということ。
社会からこぼれおちてしまう人のことを何回も訴えていたのですが、別に勝間さんはそういう人はダメとか、無理にでも向上させようとは言ってないと思うんだけどなぁ…
香山さんのように話を聞いて寄り添うこともひとつ。勝間さんのように社会を変える方向にシフトするのもひとつ。そういう人たちに対するアプローチの仕方が違うだけでは?とも思うのです。

あと途中「情けは人のためならず」、人にかけた情けはまわりまわって自分に帰ってくる。だから利他的な行動をするのがよいのだ、という話が出ました。勝間さんは「病院でより具合の悪そうな人に順番をゆずる」という例えを出していたのですが、たぶんそれでは納得いかないんじゃないかなーと読んでて思いました。多分自分がゆずられることはほとんど皆無の可能性のほうが高そうだから(笑)日常のちょっとしたことを許したり許されたり、そういうことでいいんじゃないかなと思います。
真に利己的であるというのは、利他的であることとイコールではないでしょうか。
自分が気持ちよく生きようと思ったら、まずは周りのひとを気持ちよくするのが先決です。(だって周りの人がイライラしてたり不幸せである状態と周りの人がみな自分に対して好意的である状態、どちらが自分にとってプラスでしょう)

つらつら書いてみましたが、読むたびに新たな発見がある本だと思います。

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